ハイカラ文化誌ー25 ドル箱探しの旅ーパートⅡ、旧小澤家住宅

ドル箱とは現代では金づるのことを言いますが、元々の語源は$箱、つまりお金を収める箱=金庫のことです。幕末、外国から入ってきた洋式金庫のことを弗箱とか金張箱とか呼び、やがて明治初期、鍛冶屋を中心に国産の金庫屋が誕生しました。

 

そのきっかけは幕末、幕府献納の洋式金庫を鍛冶屋の竹内弥兵衛や中北米吉が修理してその後、大倉金庫(竹内金庫)、山田金庫(山田屋・中北米吉)が洋式の金庫を造り始めたものです。

 

これらの金庫の経緯については以前に旧斎藤家別邸の金庫についてブログに調べてありますので参考に。

(ブログ「にいがた文明開化ハイカラ館」)

ハイカラ文化史―⑥ 老舗の象徴―ドル箱(金庫)探しの旅―①旧斎藤家別邸

ハイカラ文化誌ー⑦ ドル箱探しの旅-②

ハイカラ文化誌ー⑧ 続・弗箱探しの旅-③

ハイカラ文化誌ー⑨ 続々・ドル箱ー④「江戸の遊び心に見る日本のものつくり」

 

今回、町屋の金庫探しの旅(なんだか怪しげなテーマですが?笑)、パートⅡは中央区上大川前通12番町の旧小澤家住宅で使われていた明治時代の金庫のお話です。

小澤家は明治初期、回船問屋として活躍していますが、現在は…

 

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