ハイカラ文化史―22、「司馬遼太郎・この国のあり方」とからくりの世界
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- 作成日:2017年07月12日
「ハイカラ文化史―司馬遼太郎・この国のあり方とからくりの世界」
6月10日は時の記念日でした。
少し遅くなりましたが再度、好きな?時計ネタです。
近年、TVや本で司馬遼太郎の「この国のあり方」が注目、再評価されている。
その辺の事情をものつくりの視点から追ってみたい。
司馬遼太郎は文明上の奇跡といわれる、日本の明治の産業革命を取り上げ、日本の近代化がいかに成功したかを「この国のかたち」として次のように説いている。
その原点は、島国の寄り集まりである日本の原風景に求めている。
辺境の島国、日本は太古から土着のそれぞれの神が宿り、八百万の神が存在した。
そこに大陸から仏教が渡り、混ざり合って日本独特の神仏習合が生まれる。
これは外から流れ着いたものでさえ…
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