里山の豊かな光景

旧下田村の里山の集落にて、建て替えの計画があり現地調査に伺った。

その集落の庄屋さんのお宅ということで、郷土史資料にも載るほどの築200年の住宅だという。古材や民具などのめぼしいものがあればリユースと思っていたが、古いサシ造りではあるが松梁の簡素な造りで、期待ほどのものはありませんでした。
（釘かくしが数か所。これは使えそうかな）

期待以上であったのは周辺の環境だ。
集落の屋敷森を形成している杉の列が、リズムのあるフレームをつくり、棚田越しにすぐ近くの山並みをみせている。

依頼者の母上は、この杉の木を伐りたいという。
葉っぱが落ちてきて始末が大変だという。

伐採してしまっては…

オーガニックスタジオ新潟社長の奮闘記「自然素材の家」│ おーがにっくな家ブログ
2014.08.29 （09:07）